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保護者の方が知らなかったお子さまの力

更新日:2024年1月15日


【堺市堺区東雲西町ピアノ教室】

ひおかピアノ教室 講師の火岡 昌子です。



今回は、以前あった生徒さんと保護者の方のエピソードで、


「ピアノを通してお子さまの今まで知らなかった力を、保護者の方が実感された」


お話をお伝えできたらなと思います。





当時、その生徒さんは、年中さんの男の子。



お母さまが初めにお手紙くださったのは



「性格に波がありわがままなところがあります。あとおしゃべりが

止まりません。たくさんご迷惑おかけしますがよろしくお願いいたします。」

でした。


「落ち着きがなく不器用ですが」ということも連絡帳によく書いてこられてました。




この後

実際にレッスンをスタートしてみると、



その生徒さんは、「これなにー?」「やってみたい」と言って

いつも目をキラキラさせながらお話してくれます💖



おしゃべりは止まらないこともありますが、それは好奇心旺盛なところからで

「やってみたい」「知りたい」ということからでした。



物事に取り組むときは、しっかり話を聞いてやっています。




ピアノでは指が思うように動かない中、「こうやったら弾けるよ」と

言う私の話を聞いて諦めずに取り組んでいました



できた時は「家に帰ったら誰に教えてあげたい?」と聞くと

いつも「ママー」って嬉しそうに言ってました。




時々レッスンでのこんな様子をお母様にお伝えしていました。

ママが大好きだということも💖




それが1年たったある日、お母様からお手紙をいただきました。

このお手紙が本当に嬉しかったです。




いただいたお手紙

↓↓

「○○は不器用ですが、できなくても諦めずに練習できる子だと

ピアノを通して知ることができました。



毎日「あと2回」「あと1回」と決めた回数を、きちんと練習していてゆっくりですが

上手になってきました。


時間がかかる○○に丁寧に寄り添ってレッスンして頂きありがとうございます。


ピアノが好きで頑張れてるのは先生のおかげです。」



子どもさんの様子をしっかり見守られ、


このお手紙の前は


「不器用だからなかなか思うように弾けないけど、それでも○○を応援してる私です。



とお子さまの強みに気づかれてか、私への連絡帳の内容もだんだん変化してこられました。




私も我が子にはそうでしたが、ついつい我が子には目が厳しくなって、

いろんなことができていないように見えてしまうじゃないですか。



でも、ピアノのレッスンから、



お子様の良いところ、成長したところを保護者の方が心から感じてくださって、


お子様を前向きに一緒に応援できる関係になれたなー




とこのお手紙から感じることができて、とても温かな気持ちになった出来事でした。




ピアノって、


親子が向き合うきっかけになるツールだなと思うんです。



ピアノレッスンを通して、


保護者の方にもお子さまの強みや可能性に気づいていただく



大袈裟かもしれませんが


これも私のピアノレッスンの使命のひとつだなと思っています。




これからも、ピアノを通して子どもたちの成長を

保護者の方と一緒に喜んでいきたいです(*^^*)












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